カンキュー学校
第3回視察8月6日から10日の5日間、カンボジア王国に「第3回カンボジア・カンキュー学校視察研修」を派遣した。「カンキュー学校」は、組合設立40周年の記念事業として、NPO団体の「JHP・学校をつくる会」を通じ小学校を寄贈したもの。今回は参加人数も増えて13社および事務局等22人が参加した。関給では、第1回視察団の『子どもたちのために仕事に取組む』という初心を新たにした成果を受けて事業を継続しており、第2回は『直接子どもたちとふれ合い、交流する』という取組みに発展、第3回は更に内容を深めて『実際のボランティア活動も体験する』という、“関給らしい社会貢献”を実践する研修となった
視察団員のコメント
「カンキュー学校や孤児院(CCH)の子どもたち目が、私たちを迎えている」ということを、3度目だからこそ感じた。「あぁ、今年も来てくれた」という子どもたちの喜びの気持ちを感じて、胸が一杯になった。カンキュー学校の校長先生も、中島団長に抱き付いていた。そういう所がカンボジア視察の全てではないだろうか。本当に来て良かった。
良かった・悪かったという答えは出ない、判断するための期限は無い経験だった。日本とあまりに違い、生活環境が悪くても心の豊かさがあり、CCHの子どもたちが将来の夢を語る姿は清真であった。カンボジアの発展は目覚しいが、夢を堂々と語れる社会を作っていってほしい。また、ボランティア学生との合同作業や懇親会は得がたい体験だった。気持ちの良い若者たちと交流できて良かった。
すごく純粋な子どもたちと会うことができて、無邪気な笑顔が印象に残った。カンキュー学校は、写真で見るよりも大きく、教室も4部屋あり、学んでいる子どもの数も多かった。日本では出来ない貴重な経験ができた。
ゴミ山という、日本では想像もつかない場所で暮らしている子どもたちを、CCHに引取り育てているのが印象に残った。夢も希望も無いゴミ山から出て、勇気と目標を持って生活し、勉強しているのは素晴らしい。1人でも多くの子どもが将来の希望を持って暮らせるよう、今後も何らかのボランティア活動を続けていきたい。
子どもたちの目がきれいで、素敵な笑顔に出会えて良かった。カンキュー学校は、子どもたちの数が思ったより多くてビックリした。今回、ボランティア活動やカンキュー学校での子どもたちとの交流をしてみて、学校を建てた以降も出来ることがあるのだな、と感じた。今後は更に、学校にも入れない子どもたちを救うために自分で出来ることがあれば、支援していきたいと感じた。